2009年9月アーカイブ

2009ジャパンシリーズDH(J1)第4戦 岐阜 ウイングヒルズ大会の模様をお送りする。

ワールドカップで活躍中のジョースミスが「やはり」と思わせる強さを予選で見せたが、

決勝ではTeamIKUZAWAの向原、安達が1-2を決めた。

この2人は今大会に並々ならぬ意気込みを見せ、これまでにはあまり見ることのない2人連なっての練習でお互いを高めあったようだ。

向原はこの優勝でナショナルランキングをほぼ手中に入れたと言える。

海外からのゲストを抑えての日本人の活躍は会場に集まったファン達に感動を与えた。

 

JシリーズDH第4戦 ウイングヒルズ大会

大会本線を明日に控え公式タイム計測(タイムドセッション)が行われた。

ジョースミス、井手川が転倒によりタイムを出せない中、安定した走りの向原が

トップタイムをマーク。

難易度の高いNEWコースはトップライダーには好評のようだ。

明日は3分を切る優勝争いになるだろう。

 

AKI FACTORYの清水一輝が17歳にしてジャパンシリーズ初表彰台を獲得した。

向原、井手川に次ぐ3位。4位の昨年のチャンピオン安達を抑えての表彰台は称賛に値する。

10代のライダーが切磋琢磨する状況の中、一人一気に階段を上った清水に対し、同世代の仲間であり最大のライバル達から熱い祝福を受けた。

こうして少しずつ世代交代が進み、新しいスターが生まれる。

 

先日行われた富士見パノラマでのJシリーズを自身最後の勝ちを狙ったレースと宣言し、事実上の引退レースとした猪俣浩子。

猪俣3兄弟の末っ子として兄達と共に国内だけでなく、積極的にノーバを始めとするアメリカのレースにチャレンジを続けてきた。

近年ではモトクロスの全日本選手権レディースクラスに参戦し、当初の目標であった予選通過も安定して達成するほどまでのレベルだ。

スラローム、デュアル、4Xを得意とし、国内のこの種目のレースにおいては常に優勝、入賞を果たし、国内女子のレベルを上げてきた。

ここらで一区切りと決めた彼女のために、表彰式後共に戦ってきた選手や後輩たちから送られた引退セレモニー、そして最後のプロとしての雄姿をご覧いただきたい。

 

決勝が終了

優勝は安定感のある井手川直樹 2位向原健司 3位清水一輝

安達はコース後半のシングルトラック内で立木に接触するミスで失速し4位となった。

17歳清水が世界選手権の経験を今大会で存分に発揮し、堂々の3位入賞は今後を期待させるのに十分なインパクトがあった。

好天に恵まれ、沢山のギャラリーがいたことは各選手とても励みになったようだ。

 

次回Jシリーズ速報は9月26日 ウイングヒルズ大会のプラクティス&タイムセッションの予定。

来日するワールドカップレギュラーメンバーのジョー・スミスにどこまで日本のライダーが迫るのかがとても楽しみだ。

 

 

 

JシリーズDH第3戦富士見大会 予選が終了

スーパードライコンディションによりハイスピード決戦となった予選。

青木 浅野など有力選手がパンクによる予選不通過者も続出する中

今シーズン不調だった安達が予選1位通過を果たす。

しかしトップ4が同じ4分11秒台にひしめき合う接戦となった。

決勝は午後3時スタート

 

9月21日開催のジャパンシリーズ富士見大会DHコース

一部変更の可能性が高いですが、概ねこのA~B~Aというレイアウト。

*富士見パノラマ通常営業中は走行規則に従って走行してください。